内容説明
私たち日本人は、誰に、何のため騙され続けたのか?日本国の起こりから、キリスト教とのせめぎ合い、江戸~昭和の暗部、そして戦争の裏に隠された真相に至るまで、「闇に葬り去られた真実」のみを徹底的に解き明かす!
目次
第1章 国家スパイが最尖端で蠢く
第2章 外相松岡洋右論
第3章 映画『沈黙―サイレンス』が投げかけるもの
第4章 江戸の遊郭、明治・大正の花街はどういう世界であったか
第5章 『デヴィ・スカルノ回想記』からわかるインドネシア戦後政治の悲惨
第6章 邪馬台国はどこにあったのか、最新の話題
著者等紹介
副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
1953年福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授などを経て、政治思想、法制度論、経済分析、社会時評などの分野で、評論家として活動。副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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九曜紋
12
「エコノグローバリスト」として、またアメリカ政治分析家としての副島隆彦は、他の追随を許さない高みに達している感があるが、歴史研究者としてはどうか?思い込みの激しい人だけに多少の無理があっても強引に突っ走ってしまう。本書もそういう意味での疾走感はある。学問的な検証に耐えられるかどうかは別として、読ませる本ではある。2019/02/20
げんごろう
2
権力者が隠そうとしてきた『真実』を暴き立てる、と本の扉に書いてあったが、謎が深まるばかりだった。2019/06/21
ビリケン
0
橋爪先生に続き小室門下生の1人副島隆彦先生の本を始めて読んだ。やはり小室先生のお弟子さんだけあってあらゆる学問に精通していて非常に面白く楽しく読み切る事ができた。本当かどうかは私には判断しかねないが幕府は出島以外でも密貿易をしていたとか、デビィ夫人の生涯など興味惹かれる内容だった。2020/11/06